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2019.05.06

なんて思いやりある言葉なのだろう

先日の教室での出来事。2歳の可愛いお子様がお2人体験レッスンにいらっしゃいました。レッスンが終わり、お母様たちにご説明をしていた時のことです。いつもはその時間はお子様も同じお部屋の中で待っていただいていますが、この2歳のお子様2人はお友達同士ということもあり、ロビーで仲良く盛り上がり始めました。楽しそうな声が聞こえてきたので、お母様たちのいる部屋に入ってもらわなければ、と思っていたところ、声が静まり…あれ?何故かな?と思って様子を見ると、幼児のレッスンを終えてロビーにいらした3歳のA君とそのお母様が2歳児さん2人のお相手をして下さっているのです。ひとつ上のお兄ちゃんに優しく接してもらって2歳児さんたちもすっかり落ち着いています。A君親子はレッスンも終わっているし本当はすぐにでもお帰りになりたかったかもしれないのに…ありがたいやら申し訳ないやらでお母様にお礼とお詫びを言ったところ、「いえいえ、大丈夫ですよ。Aが自分から『遊ぼうよ』と声をかけていたので!それに、うちも同じことをしてもらって育ってきましたから」と微笑まれるお母様。なんてステキな、なんて思いやりある言葉なのだろうとじんわりと胸が温かくなるのを感じました。少し小さなお友達に優しく声をかけてくれたA君。小学生のお兄ちゃんがいるA君はいつもは可愛い弟キャラなのに、急にお兄ちゃんらしく頼もしく見えました!そして、そのA君を優しく見守り、見ず知らずのお子様も見守って下さったお母様。うちの子も同じことをしてもらいました、とサラリとおっしゃるお母様は常に思いやりと感謝を忘れない方なのだと思いました。このようなお母様のもとで育つA君だからこそ、自然と優しさや思いやりが表れるのでしょうね。日頃生徒さんたちに「◯◯ちゃんのこと、誇りに思うよ!」と伝えていますが、A君のお母様にも「誇りに思います!」と伝えたいです!

七田式葛西教室