小学4年生のA君は、とても優しい男の子です。もちろん、お友達や妹のSちゃんにも優しいですが、動物や魚、地球にもとても優しいのです。A君は、動物や魚が大好きで、本を読むのも大好きなので、普段から、動物の本や魚の本、図鑑をとてもたくさん読んでいます。だから、とても知識が豊富なのです。
先日のレッスンで環境学の勉強をしました。海で、オニヒトデがたくさん増えてしまい、サンゴを食べてしまって、サンゴ礁が減っているという話をしたところ、A君は、「オニヒトデが増えてしまったのは、人間のせいなんだよ。人間が、オニヒトデの、天敵のホラガイを乱獲してしまったから、オニヒトデが大量発生をして、サン
ゴが食べられちゃってる。だから今は、サンゴを守るために、オニヒトデを駆除しているんだよ。」と、教えてくれました。テキストよりも詳しく教えてくれるA君に感心したと同時に、本に書いてあるような難しい言葉で、説明してくれたのには、驚きました。Sちゃんが「乱獲ってなに？」って聞くと、A君は、「たくさん捕り過ぎ
ちゃう事だよ。」と教えてくれました。きっと、本を一度読んだだけで、文章をそのまま記憶できてしまうのでしょう。その能力も、素晴らしいですね！次に私が、「オニヒトデは、どのくらいの大きさなの？」と聞くと、すぐにA君は、「15センチから30センチくらいだから、大きいのは、このくらいだよ」と、手で大きさを表して
くれました。A君のおかげで、とてもわかりやすくて、内容の濃いレッスンになりました。A君の将来の夢は、絶滅危惧種の動物を守る事です。動物の知識も豊富で、本当に優しいA君にピッタリだと思います。
少し前のレッスンで、「宇宙に行くとしたら、だれを連れて行きたいですか？」の質問には、「家族」「友達」と答える子どもたちが多いなか、A君は「人間が木を伐採してしまったりして、住むところがなくなってしまった動物達を連れて行きたい」と答えたのです。なんて優しいのでしょう！将来A君は、夢を叶えて、たくさんの動
物、海の生き物、サンゴ、そして、絶滅危惧種の動物を、きっと守ってくれるでしょう。A君の将来がとても楽しみです！　

　
船橋駅前教室　S先生