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2019.04.09

これからも、見守りつつ、一緒に成長していきたいです

七田といえば暗唱!!
発語が始まり出す年齢から暗唱の取り組みも始まりますが、皆さん楽しく取り組んでいらっしゃいます。
3歳児クラスに通室されているSちゃんは元気な女の子です。お名前も発表もいつもハキハキとしていて、取り組みもとっても楽しんでらっしゃいます。
レッスン後の暗唱も、Sちゃんは今は俳句を頑張っています。毎週、沢山の句をママと一緒に練習して来て発表してくれます。
合格してスタンプを貰える時の「やった!」のニッコニコの笑顔は、共に取り組んでくださっているお母さまにもステキなご褒美ですね。
さて、そんな元気なSちゃんですが、先日の暗唱発表の時間には、少しもじもじしていました。
いつもならヤル気まんまんで、順番が来るのが待ち遠しいはずのSちゃん、「あれ?どうしたのかな?」と思いながらも「先にやる~!」と言った生徒さんから暗唱を聞かせていただきました。
順番になると、お母さまより「今週はお仕事も忙しくて、Sちゃんとあんまり練習してくる時間がなくって~。」
「そうでしたか!!」自信を持って言えるまでにはなってなかったのがモジモジの原因だったのですね。
ママから「どうする?言えないなら来週にする?」と言われても、シールやスタンプが貰えないのは嫌だ!でもちゃんと言えるか不安げな様子のSちゃん。
「言えない」でも「発表はしたい」、2つの相反する気持ちでいっぱいになったSちゃんは、ついには泣き出してしまいました。
お母さまは少し困り顔でしたが、「大丈夫!練習できたとこまで良いからね、どれならちょっと言えそう?」と、
お母さまも、練習してきた中でも出来そうな句から「やってみようねー」とお声掛けしてくださり、ポツポツと始めました。結果、いくつかの句はしっかりと暗唱できて立派に合格です!
スタンプとシールを貰えた後は、まつげが濡れ頬に涙が残るお顔にも、いつもの可愛らしいニッコニコの笑顔が戻りました。Sちゃんよく頑張りました!お母さまのお声掛けも素晴らしかったです!!ギュー!してワーイやったね!となりました。涙が出るまで暗唱したかった真っ直ぐな気持ち、短い暗唱タイムに発表を引き出してくださったお母さま、この小さくて大きな1歩は、しっかり積み重なっていきますね。素敵な感動をありがとうございました。
いっぱいいっぱい褒めてあげて下さいね。

七田式の講師をしていて、楽しいことの一つに、子どもたちとの触れ合いや、親子関係の好転を目の当たりにできることがあります。新入室の、Aくん、体験レッスンから、チャレンジレッスンを経て入室になりました。4歳の、年少さんです。帰国子女で、今年初めて、日本で、日本のお正月を体験した男の子です。日本語は、堪能
ですが、日本語の俳句や、名文に触れる機会が、七田に入ってできたこと、お母様も、お喜びですが、なにより毎回のレッスンに、キラキラ笑顔で、楽しみに来てくれることが、講師としてはうれしい限りです。体験レッスンの時、レッスンの始めに行う、お母様との、「頑張るよ、大好き!ぎゅー!」という母子一体感の儀式のよう
な熱い抱擁をみて、他のお友達のようにお母様の腕の中に飛び込んでいくことを、母と、子二人とも、「えっ…どうしよう…」と、戸惑っていましたが、一か月経った今、他のお友達と同じように思いっきりお母様の腕の中に飛び込むAくんの姿を見て、本当に微笑ましく、また、お母様も、しっかり抱擁して愛情表現豊かに、変わられ
て、親子関係がますます温かいものになってきているのが、よくわかります。良い変化を見ると、本当に良かった!とおもえます。Aくんの素晴らしいところは、物怖じせず、何でも好奇心旺盛に取り組めるところです。帰国子女なので、先生と、生徒という関係が、フレンドリーになりすぎて、ん?と思うところが、最初の頃はあり
ましたが、今は、日本的?に随分落ち着いてきて、丁寧なやりとりができるようになりました。なんでも、積極的に、取り組んで頑張り屋さんのAくんが、これからたくさん心も、知能も、伸びていくことを見守ることができること、本当に講師としての喜びです。暗唱も、他のお友達が、頑張る姿を見て、いよいよ一か月経ちました
のでチャレンジが始まりました。何にでも、前向きに、やる気を持って取り組めるAくんが、どれだけ伸びていくか、これからも、見守りつつ、一緒に成長していきたいです。

津田沼教室 K先生より