１月に代講で初めて小学生のクラスを担当しました。

見学は以前に何度もありましたが、
実際に自分で担当すると、ドキドキもするし、収穫もありました。

自分が持っているクラスは、キッズのクラスで、
３歳くらいの子が中心です。
レッスンでは、大量のカードや歌でインプットし、
アクティビティーで英語の日常会話を実践しています。

でも、小学生のレッスンは、やはり幼児のレッスンと違います。
内容も深くなっているし、生徒さんももっと自分の意見を出してきます。
成長の姿がはっきり見えています。

その代講のＰＵのレッスンの時、
仕事に関してのフラッシュカードがあって、
みんな上手に言えました。

ついでに私は、生徒さんに英語で聞きました。
「大きくなってから、何になりたい？」
５人の生徒さんは、それぞれ発表しました。
Ｒ君は、大きな声で「僕は水族館の飼育員になりたい。」と言いました。
気が付くと、確かにＲ君は水中生物でいっぱいの柄のＴシャツを着ていました。
Ｒ君は水中生物が大好きで、色々な水族館に行ったことがあると、教えてくれました。
そのレッスンの週のプリントの中に、ディベートの練習がありました。
プリントの中のキャラクターの意見は、
たくさんの友達を持つよりたくさんのお金を持つ方が大切、です。

生徒さんたちはみんな、この意見に大反対しました。

Ｍちゃんは、この大きい世界の中で、人間が作られる友達は実は少ない。
大切にしない訳はない、と主張しました。
Ｒ君は、お金はマシンで作られる、友だちはそんなに簡単に作れない、と主張しました。
Ｔ君は、興奮して、私はあの人に聞きたい、命とお金と、どちらがもっと大切ですか？と、と言いました。

私は、この１０歳と１１歳の子どもたちの心はとても綺麗だと、感動しました。

そして、七田式小学生の英語レッスンは、
ただの英語の語彙や文法などを教えるだけではなく、
成長していく子どもの考えを英語でまとめ、
発表する機会を与え、将来国際的な優秀な人材を育成するレッスンです。

この小学生の生徒さんたちの未来の姿を、楽しみにしています。
今の幼児クラスの小さい生徒さんたちの未来の姿も、楽しみにしています。