小学校のクラスには25枚のカードを暗記するという取り組みがあります。
お話を作りながら覚えていく、リンク記憶です。

私が担当している二年生の子どもたちには、
当初講師の私がお話をしていましたが、
幼児から同様の取り組みをしている子どもたちは、
あっという間に自分たちでお話を作り出しました。
そして口頭で答え合わせをします。
みんな自信ありげに答えてくれるのですが、
答えるスピードはまちまちなので、
なかなか答えられない子どももいます。
そこで一度書き出してもらうことにしました。

いつも通り代表の子どもに作ってもらった話に
動作や肉付けしみんなで楽しく覚えます。
それから書き出します。みんな真剣な表情です。
お話通りに書き出す子や、閃いた順に書き出す子、
最後のカードから書く子とまちまちですが、みんなスラスラです。
共通するのは思い出すときにちょっぴり笑ってしまうこと。
楽しいお話で思い出しやすいのです。
時々答えを口に出してしまいますが、
みんな「あーっ」といいながらニコニコ。
みんなも覚えているのです。

楽しいって大事だな。
楽しいって素敵だな。

とみんなの成長を感じています。

K先生